インデックス運用とアクティブ運用、どちらがよいのか

資産形成

こんにちは、インフラ系サラリーマンぽんしゃんです。

投資信託のインデックス運用とアクティブ運用についてです。

インデックス運用は、ある指数(日経平均やダウ平均など)に連動することを目標とする運用方法です。インデックス運用は、手数料が安いことがメリットですね。販売手数料は無料で、毎年負担する信託報酬は0.1%台という商品もあります。一方、アクティブ運用は、インデックスを上回る成果を得ることを目標とする運用方法です。運用のプロであるファンドマネージャーが儲かると判断した銘柄に投資することになります。プロに運用を任せられることがメリットですが、手数料が高くなりがちなことがデメリットです。

私自身の投資にあたっては、インデックス運用を好んでいます。以前はアクティブ運用を指向して、アクティブ運用の投資信託を保有していましたが、チャールズ・エリス『敗者のゲーム』を読んで、インデックス運用のほうが自分に合っていると思うようになりました。『敗者のゲーム』には、以下のような記載があります。

優秀なファンドマネージャーを雇えるとする。ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー、ピーター・リンチ。それに、ウォール街のトップアナリスト。ある特定の分野の専門家もすべて入れてしまおう。彼ら全員の投資判断を一つにまとめると、インデックス・ファンドを買うことと同じになる。

この理屈、わかりやすいですよね。市場を動かしているファンドマネージャー全員に託すということですね。ある特定のファンドマネージャーに託すよりも安心できます。

投資信託の運用は10年以上にわたって継続していきたいと考えています。給与収入だけで支出を賄えるのであれば売却せず、永続的に手持ちの投資信託を保有していくつもりです。この場合、アクティブ運用の投資信託は、その期間に亘ってインデックスを上回り続けることができるのかという疑問が出てきます。数年間程度であれば、アクティブ運用がインデックスを上回ることも想定できますが、十数年またはそれ以上の投資期間となると勝ち続けることができるのかどうかについては疑問を感じます。

ジョン・ボーグルの『インデックス投資は勝者のゲーム』にもインデックス投資の優位性が記されています。

ファンドのパフォーマンスは上昇したり下落したりするものだ。コストは永遠にかかり続ける。

投資期間が長ければ長いほど、コストには徹底的にこだわることが大切になってくるということですね。

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