会社の持株会、どのように活用するべきか

資産形成

こんにちは、インフラ系サラリーマンぽんしゃんです。

会社の持株会について、私のスタンスをご紹介します。

皆さんの勤務先には持株会の制度はあるでしょうか。一般的には、一定額を拠出するよう設定すると、給与から天引きされ、かつ奨励金が支給されるというケースが多いのではないかと思います。

私の勤務先にも持株会の制度があり、一応活用しています。拠出額として設定できる上限は基本給の3割となっており、積立の期間に応じて10~15%の奨励金が出ます。勤務先は成熟産業ということもあり、キャピタルゲインが大きく狙えるような企業ではないですし、配当もたいして出ないのですが、私も社畜として毎月2万円を拠出しています。これにより奨励金は2000円出ることになります。ドルコスト平均法での拠出、かつ相場の10%割引で購入できるということで、悪くない条件だとは思っています。

拠出額を上限いっぱいまで設定し、相当の株数を保有していると噂されているという方も社内に稀にいます。

この持株会をどのように活用していくべきかというところですが、ただでさえ収入を勤務先に依存しているサラリーマンとしては、資産まで勤務先の株式に投資するというのはリスク管理上イマイチと言わざるを得ません。どんな優良企業でも、将来にわたって優良であり続けられる保証はないと考えたほうが賢明です。超優良企業であった東京電力は、東日本大震災という想定外の事態で大打撃を受けました。

インフラ企業ということでそれなりに安定していると評価されている私の勤務先も、長期で考えるとどうなるか分かりません。これから数十年間にわたる収入を勤務先に依存していることを踏まえると、資産は別の企業に投資しておくのが良いと考えています。

とはいえ、社畜としての立場もありますので、持株会を辞めるわけにもいきません。社員株主として株主総会への出席を求められる年もありますし、「リスク分散のために絶対に一株も持ちません」と言える雰囲気でもありません。

ということで、持株会に一定額は拠出しつつも、一単元になったらすぐに換金しVTやVTIに投資するということを繰り返しています。この方法が社畜的観点と投資家的観点のバランスからベストであると考えています。

コロナショックで株価の水準がかなり切り下がったので、給与明細に記載されている持株数の積み上がり方が気持ち早まったように感じます。次に一単元になったらまたすぐに換金する予定です。

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