月に10万円の分配金を得るには~高配当ETFの活用方法

資産形成

こんにちは、インフラ系サラリーマンぽんしゃんです。
インデックス投資ということで、VTIやVTを主軸に投資をしています。投資額に対して+60%ほどの含み益となっており、順調に資産を増やしてくれています。3か月ごとに分配金が出るのも、投資へのモチベーションを上げてくれるのでいいですね。

投資規模が膨らんでくると、分配金がひと月当たり数万円ということも現実的になってきます。生活費のすべてを分配金で賄うことができるようになれば晴れてFIREなわけですが、そこまでいかなくてもスマホ代を分配金で賄う、自分の小遣いを分配金で賄う、あるいは住宅ローンを分配金で賄うといったことが考えられますね。それだけで生活のやりくりはかなり変わるのではないでしょうか。
どんなETFを買うべきかは、投資の目的をどこに置くかというところによるわけです。ひたすらに資産の増加を追求していくのであれば、VTIやVTといった市場を丸ごと買うようなETFが王道と言えるでしょう。一方で、分配金で生活の質を上げていくのであれば、VYMやSPYDといった高配当ETFが選択肢になります。
私は、これまでVTIやVTを主軸に投資をしており資産額は増加してきましたが、もう少し分配金を増やしていきたいと思うようになってきました。
そこで月に10万円の分配金を得るためにはどのくらいの投資額が必要なのか、想定してみます。

〇VTIで月10万円の分配金を得るためには⇒約1億4,000万円が必要
VTIの分配金利回りは直近で1.21%なので、
1億4,000万円×1.21%=169.4万円(年間)
アメリカの配当課税10%、日本の配当課税20%を考慮すると、
169.4万円×0.9×0.8=121.9万円(年間)=月約10万円となります。

〇VYMで月10万円の分配金を得るためには⇒約6,000万円が必要
VYMの分配金利回りは直近で2.77%なので、
6,000万円×2.77%=166.2万円(年間)
アメリカの配当課税10%、日本の配当課税20%を考慮すると、
166.2万円×0.9×0.8=119.6万円(年間)=月約10万円となります。

〇SPYDで月10万円の分配金を得るためには⇒約3,500万円が必要
SPYDの分配金利回りは直近で4.56%なので、
3,500万円×4.56%=159.6万円(年間)
アメリカの配当課税10%、日本の配当課税20%を考慮すると、
159.6万円×0.9×0.8=114.9万円(年間)=月約10万円となります。

SPYDは特に高配当で嬉しいですが、VTIやVYMに比べて分散がきいていないという点では少し不安です。実際、コロナショックの際は下落幅が大きかったですね。

なお、それぞれの配当金は増配していく、つまり徐々に配当金が増えていく傾向があるので、じっくりと時間をかけていけばここまでの投資金額は必要ありません。

関連記事として、こちらの記事「個別株と投資信託、どちらがよいのか」もご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました